こんにちは井上です。
今回は前回に引き続き、7月末に行いました「夏休み親子香り文化体験」の匂袋作り体験の様子をお伝えいたします。
匂袋作り体験は賑やかな雰囲気で行われました。
初めにお香の歴史や種類についてお話があり、その後実際に香原料の香りを一つひとつ確かめてもらいました。 お子様達に一番人気だったのが、シナモンの名前でよく知られる「桂皮」。
感想を書くメモ欄を見てみると「あまーい香り」や「とってもいい香り!だいすき!」などと書かれており、白檀は「おばあちゃん家の香り」や「和風の匂い」など個性的な感想がいろいろありました。この自分で感じて書いたメモもヒントにしながら、基本の調合に好みの香原料を追加してオリジナルの香りを作ってもらいます。
次に出来上がったオリジナルの匂香を小さな紙で包み、思い思いのデコレーションで飾りつけます。スタンプを押したり、絵を描いたりする姿はとても楽しそうで、出来上がった匂袋は一人ひとりの個性が溢れていました。
体験終了後は、香木の加工場を見学し、実際に道具に触れていただいたり、匂袋の香りを聞きあてるミニゲームで楽しんでいただきました。
今年は前回や前々回から来ていただいている方に加え、初めての方も多くご参加いただきました。
また、「次回もあれば来たいです」というお声も多数いただき大変嬉しく思います。
今後もこのような親子で楽しめる体験を行っていきたいと思いますので、その折にはぜひお越し下さいませ。


※写真の掲載に関してご許可をいただいた参加者の皆様、ご協力ありがとうございました。