聞香とは心を傾けて香りを聞くこと。香木の香りを深く味わうには一番適したたき方です。 お気に入りの香木をじっくり聞くのも六国の香りを聞き比べるのも、奥深く楽しいものです。
まず聞香炉に香炉灰を入れ、火箸で全体をかきまぜて灰を柔らかくしておきます。ライターなどで炭団に火をつけ、全体に火を熾します。(※火傷に注意して下さい)
全体に火が回ったら、香炉の中央に香炭団を埋め込みます。埋める深さは、炭団の上表面が灰の高さと同じくらいが目安です。
香炉を左手で回転させながら、火箸で灰を中心にむけて掻きあげ、山を作ります。(※炭団は外から見えなくなります)
香炉を回しながら灰押さえで灰山を軽く抑え、円錐になるよう形を整えます。
灰山の頂点から炭団に接するまで垂直に火箸を差し込み、穴をあけます。これを火窓といいます。
銀葉挟で銀葉を挟み、火窓の上に水平に載せます。
火箸で香木を銀葉の中央に載せます。
左手に香炉を乗せ、香炉の足一つが人差し指に当たるようにし、親指は香炉の縁に掛けてしっかりと持ちます。
右手の親指を手前の縁に沿わせ、他の指は揃えて香炉を覆うように筒型にかぶせます。
親指と人差し指の間の隙間から香りを聞きます。息を吐くときは香炉にかからないよう、香炉の脇でします。
香木と銀葉を外します。炭団が燃え尽きた後は灰をかき混ぜて冷まします。
しばらくは香炉が熱いので火傷に注意して下さい。